日本は独特な気候のおかげで扇状地という地形を作っています。降水量が多く、土砂がたくさん供給されるからです。扇状地は果樹園として使われ、山梨の勝沼などが有名です。
一方、乾燥地でも一時的な降水によって土砂が流出し、それが扇状地となるケースがあります。湿潤地域と違って土地利用はなく裸地です。その例としてアメリカのデスバレーを選びました。
湿潤地域、乾燥地域において扇状地の形態がどのように異なるのかを調べていきたいなとおもっています。
上:アメリカデスバレーの写真. 小口 高先生提供
下:黒部川扇状地の鳥瞰図. 国土地理院発行 数値地図50mメッシュ(標高)を使って早川氏が作成
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