土地分類体系をめぐる現状
- 土地の分類(例:土地利用・土地被覆・植生・地形・土壌…)においては、さまざまな分類体系が存在している
- 様々な国の様々な機関がそれぞれ、分類の各カテゴリーの定義を設定し、独自の分類体系を作成している
- したがって、異なる土地分類体系同士のデータを相互に比較するのは容易ではない
そこで私たちはこんな試みを・・・
それぞれの土地分類体系の情報を整理し、異なる分類体系間で異同を分かりやすく提示する(データベースの作成・OWLによる視覚的表現の工夫など)
土地分類体系間のデータの相互比較が可能に!
- 異なる国同士の比較なども容易になる
- 過去の時点でのデータを現在のデータと比較しやすくすることで、時系列比較なども容易になる
- 各土地分類体系が作成された、社会的・技術的背景を整理することで、土地分類体系の動向に関する分析が行える
(高野誠二)