講義内容

テーマ:「地形プロセス学の基礎」
2008年度に出版された教科書(松倉公憲著『山崩れ・地すべりの力学』)をベースとして,地形プロセス学の基礎を,大学学部生,大学院生,若手研究者および社会人を主な対象に,集中講義を行います.

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日本列島では、地盤災害があちこちで頻発しています。

山の方へ行けば、道沿いの崖はその多くがコンクリートで吹き固められているのを目にし、もはや日本の風景のひとつとなっていますが、それでも、落石はもちろんのこと、崩壊や地すべりが後を止みません。

崩壊や地すべりが発生するキッカケは、集中豪雨かもしれませんし、地震かもしれません。

しかしなぜ、どういったメカニズムで、それらは発生してしまうのでしょうか?

こうした疑問に答えるには、力学的に崖、斜面の安定性を解析し、地形を理解することが必要です。

本講義では、『山崩れ・地すべりの力学』を教科書として、地形プロセス学の基礎的な手法を、実際の実験を交えて解説します。

本を読むだけでも、もちろん学習はできます。しかし、その著者に直接講義してもらうことで、より理解を深めることができるでしょう。

参加費も、なるべく安めに設定しております。

滅多にない機会ですので、ぜひご参加ください。

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